外務省から資金をもらっていても「NGO」といえるのですか?
疑問にお答えします。
「外務省から資金(助成金など)をもらう」=「GO」(政府組織)ということではありません。
また反対に
「外務省から資金をもらわない」=「NGO」ということでもありません。
NGOとは「Non-Government Organization」(非政府組織)の略です。
一般的に、国際社会で公益的な活動する団体が「私たちは政府に属している組織ではありません」ということを表すために「NGO」の名称を使うことが多いです。
政府・外務省の国際協力の分野において、同じ方向性を向いている場合に、NGOだけの資金だけでなく、外務省や政府・行政の助成金をお預かりして活動することがあります。
特に、国際協力や環境保護の分野では、行政では補えないところ、政府が手を出せないところ、機動性の速さなど、それぞれのNGOの得意分野があり、政府・行政とお互いに連携をとりながら、一緒になって活動しています。
政府・外務省・行政にとっても、自分たちが活動できないところで、その活動が公益的で、助成の対象として相応しいと判断した場合に、NGOと連携をとって活動することになります。
外務省から資金(助成金など)を得たからといって、NGOの本来の活動が変わることは、ありません。
このFAQが掲載されているサイト名: NGOネットワークジャパン NGO network Japan : http://www.ngo.ne.jp/modules/smartfaq/faq.php?faqid=56