難民の人たちはどんな生活をして何を食べていますか

回答者: Taki 掲載日時: 5/26

難民の人たちはどんな生活をして何を食べていますか

難民キャンプでは、UNHCRやNGOが備蓄している緊急援助用の食糧や水が支給されます。
 また、各国の政府やNGOなどの食糧支援もあります。
 食料については、各国の事情により異なり、パン(乾パンも含む)・缶詰といったものや、小麦粉や米といった何らかの加工が必要なものもあります。

  もちろん難民自身で耕作して収穫を得、それを食べている場合もあります。その土地の人々が食べているものを普通に食べています。
  子供たちの多くは栄養失調です。また心に傷を負っているため、精神的なケアが必要になっています。
  キャンプによっては受け入れ先で、教育を受けることが出来ます。
  難民の中で教師の資格あるいは知識のある人たちが教師となって教育をしている事例もあります。
  難民の生活は、難民となる以前の生活水準、難民となってから置かれている状況などにより、実に様々です。

  難民となった人たちの多くが心に傷を負い、カウンセリングや治療が必要とされています。

 最近の問題としては、長期に渡る難民生活のため、働く意欲がなくなったり、難民キャンプで育った子供たちの帰る母国のアイデンティティの問題などがあります。

このFAQが掲載されているサイト名: NGOネットワークジャパン NGO network Japan : http://www.ngo.ne.jp/modules/smartfaq/faq.php?faqid=18