香典返し(故人の意志)をNGO団体にうまく活用してもらいたい
現在、香典返しの代わりに、アジアの恵まれない子供たちのために何かできないだろうかといった相談が寄せられています。そうした故人の意志を尊重するために、NGOを通じて、学校を作ったり、奨学金制度を作ったりといった事例があります。
予算規模によって、どのようなプロジェクトになるかわかりませんが、NGOとしてもそうした意志を尊重するために、たくさんの事例を紹介しはじめています。
どのようなあるいは、どこの地域にどうしたいのか、という目的をはっきり持って、NGOと相談されるとよろしいかと思います。
また、NGOによって、具体的な対応も違いますので、複数のNGOと比べてみることをお勧めします。
例えば、具体的な事例として、ベトナムに小学校を建設したいと言った場合には、だいたい200万円前後で3教室くらいの学校(レンガ作り)が出来ますが、予算規模が少なければ、NGOの予算と合わせて実施する場合もありますし、建設時期のタイミングが合わず、あきらめなければいけないこともあります。
またカンボジアあるいは、バングラディッシュといったさらに経済的に厳しい国であれば、予算が少ないプロジェクトを実施することができます。
希望する様々なNGOと相談してみるといいでしょう。
(追加回答です)
日本財団で寄付チーム「夢の貯金箱」を担当している森啓子です。当財団でも、多くの方々のご意思に沿った寄付を支援しようと、ご相談を受け付けています。
もともと、日本財団は実際に現場で活動しているNGOの方々を資金面で援助する団体で、国内、海外を問わず、また様々な分野での事業助成を行っている団体です。特に、小学校建設に対して言えば、現在はミャンマーでの小学校建設や、アジアの山岳地域(タイ北部の他、ラオスやベトナムなど)で十数校分の建設支援を行っています。
特に、後者の事業では、日本国内の小学校と現地で建設する小学校に姉妹校提携させ、日本の小学校との交流のみならず、日本国内からの寄付金を現地小学校の運営費に当てようとするような試みを行っています。
必ずしも、直ぐに寄付者のご希望に沿う事業を紹介できるとは限りませんが、是非、一度、ご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
連絡先:
日本財団寄付チーム 担当 森 啓子
電話:03-6229-5111(代表)
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日本財団寄付チーム「夢の貯金箱」
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