第233回 FASID Brown Bag Lunch Seminar
2015年9月の国連サミットにて、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、2016年から2030年までの国際目標として、持続可能な開発目標(SDGs)が定められました。SDGsは17のゴール・169のターゲットから構成され、「地球上の誰一人として取り残さない」ことが誓われています。日本では、SDGs達成に向けた企業・団体等の取組を促し,オールジャパンの取組を推進するために、「ジャパンSDGsアワード」の創設が、2017年6月にSDGs推進本部において決定されました。 ジョイセフは、戦後日本の家族計画・母子保健分野の改善の経験を基軸としてアジア、アフリカを中心に妊産婦と女性の健康と命を守る活動を半世紀近く続けており、2017年の第1回「ジャパンSDGsアワード」で、国際協力NGOとして唯一、「パートナーシップ賞」を受賞しました。これは、ジョイセフのザンビアの農村地域での取り組み、「妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト」が、SDGsの目標3「保健」、目標5「ジェンダーの平等」を推進し、複数のステークホルダーの協力や支援で成り立っていることから目標17「パートナーシップ」を推進していることが評価されたものです。 第233回BBLセミナーでは、ジョイセフから2名の講師をお招きし、ザンビアでの取り組みをご紹介頂くとともに、2019年8月に横浜で開催されるTICAD7に向けた国際協力NGOの役割とジョイセフからの発信についてお話頂く予定です。奮ってご参加くださいませ。