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2012年 9月 11日(火)
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 (継続中)
eco japan cup2012
エコビジネスの芽を見つけ、育てるコンテスト。
eco japan cup2012応募締切りを9/20(木)まで延長いたしました!

【募集内容】
ビジネス部門、カルチャー部門、ライフスタイル部門、ポリシー部門の4部門にて
環境ビジネスプラン、エコをテーマにしたアート、デザイン、音楽、ライフスタイル、市民グループ活動、政策提言などを募集しています。
http://www.eco-japan-cup.com/

【応募期間】
2012年7月2日(月)?9月20日(木)

【賞・賞金】
【ビジネス部門】大賞300万円、敢闘賞100万円、三井住友銀行賞50万円、
 JP地域共存ビジネス賞50万円、環境ビジネスウィメン賞10万円
【カルチャー部門】グランプリ100万円、準グランプリ50万円
【ライフスタイル部門】 エコチャレンジ!大賞30万円、エコチャレンジ!賞10万円、
 元気大賞30万円、奨励賞10万円、セブン‐イレブン記念財団賞10万円x5
【ポリシー部門】 賞状


【主催】
環境ビジネスウィメン・環境省・国土交通省・総務省・日本政策投資銀行・三井住友銀行

★応募することに価値がある!★
eco japan cupは、表彰し讃えるだけではなくビジネスパートナーとの出会いの機会を提供します。
毎年開催されるeco japan cup は、コンテストのオープンプラットホーム。同業他社関係なく、カテゴリーごとに企業や官庁、いろいろな公募を共催します。だから、eco japan cupに応募すると、一度に複数のコンテストに応募したようなもの。大賞は逃しても、ビジネスパートナーを求める大企業の目に留まれば、大きな仕事につながる可能性も生まれます。


★応募締切を9月20日(木)まで延長いたしました★
 詳しくはeco japan cupホームページをご覧ください!
 http://www.eco-japan-cup.com/

 ■問い合わせ先■
 eco japan cup総合運営事務局
 担当:石井
 電話:03-5888-9139
 FAX :03-5888-9140 
 e-mail: ejc@eco-japan-cup.com

 
 (継続中)
マイクロファイナンス連続ワークショップ
平素よりお世話になっております。
特定非営利法人プラネットファイナンスジャパン、インターンの荒井と申します。
来る7月21日 よりマイクロファイナンスワークショップ を開催いたします。
皆様にぜひご参加いただきたく、ご連絡を差し上げました。

今回のワークショップでは、講義やロールプレイングゲーム、グループワークなどを通して
マイクロファイナンスの商品やサービス、運営体制、法規制、社会的・経済的インパクト等
多角的な視点からマイクロファイナンスについて学びます。
また、参加者同士のグループワークやディスカッションなど交流の機会もご提供できれば、と考えております。
同じ志を持った方々との交流や、ディスカッションの機会になれば幸いです。
本ワークショップはマイクロファイナンス初学者向けとして行われるため、マイクロファイナンスに関する予備知識は問いません。

以下をご参照の上、お気軽にご参加下さい。
 
******(以下転送歓迎)*******

【イベント】マイクロファイナンス連続ワークショップ
【主催】特定非営利活動法人プラネットファイナンスジャパン

【開催スケジュール】
第1回 7月21日(土)18:30-21:30
イントロダクション なぜマイクロファイナンスが必要か?
第2回 8月1日(水)18:30-21:30
様々な商品・サービス、規制、国際機関・開発機関の関わり方
第3回 8月15日(水)18:30-21:30
世界のマイクロファイナンス機関の成り立ちと運営体制
第4回 8月29日(水)18:30-21:30
社会的インパクト調査、マイクロファイナンスの今後の展開
第5回 9月12日(水)18:30-21:30
チーム発表
第6回 9月26日(水)18:30-21:30
チーム発表

 ※初日の日程が他の曜日と異なります。ご注意ください。

【場所】武蔵野公会堂 会議室
〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目6番22号
JR吉祥駅から徒歩2分( http://bit.ly/N4bLxh )
【参加費】全6回 分 3000円 (銀行振り込み)
【対象】全6回 に参加頂けるマイクロファイナンスに興味をお持ちの学生の方
【申し込み方法】お手数かと存じますが、メールにて下記フォームを荒井(umpf.pfj@gmail.com)までお送りください。

****お申し込みフォーム******************
件名:「ワークショップ参加希望」
本文:
(参加者氏名)
(ご所属)
(ご連絡先)電話番号:
メール:
(参加理由 (400字程度))
 
*******************************
お申込み頂き次第、参加費のお支払方法などについて
詳細をご連絡させていただきます。
なお、応募者多数の場合、お書きいただく参加理由をもとに、
選考させていただく場合があります。


 
 (継続中)
2012年夏、フィリピン、マレーシアへ飛び込もう!世界一アツイ夏を!
NPO法人 CFFです
CFFのワークキャンプでは、現地の人たちといっしょにディスカッションやミニ・スタディツアーも行い学びながら、ボランティア・ワークで汗を流します!
また、スタディツアーでは、普通の観光ではいけないあちこちを訪問して、交流しながら、現地の人たちや社会からいろんなことを学びます!

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■CFFフィリピン・ワークキャンプ
第79回 2012年8月6日(月)?8月19日(日)14日間 *コミュニティキャンプ
第80回 2012年8月23日(木)?9月5日(水)14日間
第81回 2012年9月9日(日)?9月22日(土)14日間

■CFFフィリピン・スタディツアー
第24回 2012年8月31日(金) ? 9月8日(土)9日間

■CFFマレーシア・ワークキャンプ
第20回 2012年8月6日(月)?8月17日(金)12日間
第21回 2012年8月21日(火)?9月1日(土)12日間
第22回 2012年9月4日(火)?9月15日(土)12日間

■CFFマレーシア・スタディツアー
第9回 2012年9月13日(木)?9月21日(金)9日間

◎資料請求・詳しくは :CFF日本事務局  http://www.cffjapan.org/

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特定非営利活動法人 
ケアリング・フォー・ザ・フューチャー・ファンデーション・ジャパン(CFF)
 〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-45-7-301
 TEL:03-5960-4602 FAX:03-5960-4614
 info@cffjapan.org" target="_self">http://www.cffjapan.org/  Email:info@cffjapan.org
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 (継続中)
【NICE】東京港野鳥公園で外国人と環境ボランティア
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東京都大田区で外国人と環境ボランティア
 ?浚渫で野鳥公園の水循環を再生しよう!?
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東京港グリーンボランティア(以下GV)と共催、9年連続・14回目。埋立地に雨水が溜まって池・草原が生まれ、都内有数の野鳥の生息・飛来地になった公立公園で整備作業を行います。人の手が入れることによって、野鳥たちの貴重な生息場所を維持しています。

ドイツ、ポーランド、ロシア、台湾、メキシコから、国際色豊かなボランティアが参加します(予定)。

●活動期間:2012年9月1日(土)?2012年9月15日(土)
●ボランティア内容:園の整備作業(主に草刈と土砂の掘り起こし)。人の手が入れることによって、野鳥たちの貴重な生息場所を維持している。一気に行う必要がある作業なので、GVの普段の活動ではなかなか取り掛かれない。ハード!NICEが推進する気候変動防止の「世界七夕アクション」や水環境改善の「エコたわしアクション」も行うかも。
●問合せ:浅井 in@nice1.gr.jp
●参加費:29,000円(宿泊費・食費は現地が無料で提供します)+現地までの交通費等(初参加の場合)
詳しくはhttp://www.nice1.gr.jp/wcj_fee
●活動の様子/詳細・申込:http://www.nice1.gr.jp/wcn_1274/


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NICEは1990年に設立されたNGOです。日本での国際ワークキャンプ*1の主催、
世界のワークキャンプへの日本人の派遣、また中長期ボランティア・週末
ワークキャンプの主催などを通じて 
 ☆ 新しい環境保護・福祉・地域開発 
 ☆ 地域社会やボランティア団体の応援 
 ☆ 地球色の友情・理解・連帯や人の育成    
を目指しています。

特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
URL:http://nice1.gr.jp
【全国事務局】月?金 10:00?12:30 13:30?18:00
TEL:03-3358-7140  FAX:03-3358-7149
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-14エレメンツ新宿401
【関西オフィス】月?金 10:00?12:30 13:30?18:00
TEL: 06?4804?9045 FAX: 06?4804?9046
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      〜翌0時00分
カンボジア&タイ スタディツアー
アジアの発展途上国の中でも、経済的に優位な位置にあるタイと、隣国でありながら最貧国の一つであるカンボジアを同時に廻ることで、リアルタイムで豊かさ、貧しさ、人と人とのつながりの重要性を感じ取れる旅になるのではないかと思っています。
カンボジアでは活動対象だった農村やエイズ等で放置された児童の自立支援施設、タイでは、首都バンコクのクロントイ・スラム、北部の少数民族の教育支援活動地などを訪問します。もちろん世界遺産の観光もあります。

日時:2012年9月 2日(日)?9月 12日(水)
費用:21?22万円  ※為替レート燃料追加料金で変更もあります
(航空運賃・燃料追加料金・空港税・現地移動費・宿泊費・食費・ビザ・活動協力金含む保険料、個人の飲み物は別途。)
定員:10名
申込締切:2012年7月17日 ※定員になり次第締め切ります

申し込み・問い合わせ:特定非営利活動法人NGO福岡ネットワーク(FUNN)  〒812?0011 福岡市博多区博多駅前3-6-1小森ビル4?A福岡NPO共同事務所「びおとーぷ」内  TEL&FAX:092-405-9870  Eメール:funn@mbk.nifty.comウェブサイト:http://funn.npgo.jp/

旅行社:?ソーム 福岡市東区多の津4?9?1 担当者:原田公栄
TEL:626-1331  FAX:626-1332  E‐mail:kimie@tkz.bbiq.jp

 
 (継続中)
社会起業大学 特別公開講座
社会起業大学ではこのたび、特別公開講座を行います。
日時 9月19日(水)
時間 19時?21時30分 受付18時半
場所 津田ホール(JR総武線千駄ヶ谷駅 徒歩1分)
費用 3000円
定員450名

公演者 社会起業大学名誉学長 田坂広志先生

前回の公演では内閣官房参与として3月29日?9月2日まで原発事故対策、原子力行政改革、原子力政策転換などさまざまな活動に関与されている同氏に3月11日の震災について語っていただきました。
「2万人の尊い命が奪われた震災は人々の意識を間違いなく変化させ新しい社会企業の芽ともなりました。その震災の後の1年の原体験を基に全ての人間が日本人であることの誇りを再確認しこれからどのように生き、また社会のためにどう貢献できるのか」について語っていただきます。

特別公開講座 http://socialvalue.jp/seminar/index.html
社会起業大学 http://socialvalue.jp/

 
 (継続中)
【NICE】福井県勝山市で外国人と古民家改修ボランティア
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福井県勝山市で外国人と国際ボランティア
 ?古民家改修、畑の再生、恐竜公園整備?
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特活)小原ECOプロジェクト、勝山市と共催で、4年連続6回目。市内の北谷町小原集落は山あいにあり、昔は90戸に400人が住んでいたが、現在は60代と70代の女性2名のみとなりました(他に土地を残した元住民が畑仕事等をしに来ることも)。建物は17戸が残存しています。

森林組合長と区長が中心になって06年に立ち上げた小原ECOプロジェクトは、福井工大等や大工さんと協力し、珍しい工法で建てられた貴重な民家を既に3戸修復しました。登山道の整備や耕作放棄地の再生に取り組み、豪雪体験や山菜採り等のエコツアーも実施しています。

主に小原集落で、古民家の改修作業や後片付け(荷物の運搬、床の張り替え等)を行うボランティアを募集しています。

ロシア、メキシコ、オーストリアから、国際色豊かなボランティアが参加します(予定)。

●活動期間:2012年9月7日(金)?2012年9月20日(木)
●ボランティア内容:主に小原集落で、古民家の改修作業や後片付け(荷物の運搬、床の張り替え等)。小原の地域再生へのお手伝いも(例:薪割り、耕作放棄地の草刈り、仏具磨き)。また市内の恐竜公園で整備作業(例:草刈り、芝刈り、缶バッチ制作、恐竜好きにはたまらない!)や学校訪問とその準備、農作業等も行うことがある。
●問合せ:浅井 in@nice1.gr.jp
●参加費:29,000円(宿泊費・食費は現地が無料で提供します)+現地までの交通費等(初参加の場合)
詳しくはhttp://www.nice1.gr.jp/wcj_fee
●活動の様子/詳細・申込
http://www.nice1.gr.jp/wcn_1281/

 
 (継続中)
フィリピンスタディーツアー

1. スタディーツアー「出会いと学びのフィリピン訪問」概要
目的:
? 貧困層への支援をするNGOや農村開発を実践するフィリピンの機関(日本の国際協力のカウンターパート機関)を訪問し、広く国際協力の現場を知る。
? 「子ども」、「教育」、「都市貧困」、「農村開発」等それぞれが関心のあるテーマを設定しフィリピン社会の現状を学ぶ。

引率者:金刺俊樹 
責任者:冨岡 丈朗(日本大学 国際関係学部 准教授)
主な訪問先:
NGO
■Options (現地NGO)
スラム支援、社会福祉、若者育成
セブ島において、主に都市スラムにおける奨学金制度、障害者支援、若者への保健指導、就労支援などの分野で活動している。スラム出身の若者たちへの法的支援や更生支援活動も実施。
やしの実の会(日本のNGO)は、ここでのスラムにおける奨学金の一部を支援している。

■プルメリア(日本NPO)
  NPOプルメリアというのは、セブ島で10年近く教育支援に関わるNGO活動をしてきた濱野さんという方に共感した里親や支援者の皆さんが、本当に純粋な気持ちから 日本側で現地活動のサポートをする為に設立した特定非営利活動法人です。現地NGO法人も2008年に正式にプルメリアCEBUと改称し、一人でも多くの 子供達に教育を受けるチャンスを与えることが出来る様に活動している。











2. スケジュール


■スタディーツアー (9月7日?9月13日:6泊7日間)
日程 午前 午後 宿泊先
9月7日(金) 12:00成田空港集合
PL
14:30成田発 18:00セブ着
宿泊先へ傭上バスで移動
・オリエンテーション (セブ市)


(セブ市)
9月8日(土) ・Options支援現場視察:奨
学生、その家族、近郊村、
スラム訪問
(Bohol- bohol, Paknaan Maguikay) ・Optionsのスタッフと学ん
だ事の振り返り
・市内観光 (遺跡、教会)/モール等での買い物
9月9日(日) 自由観光 (セブ市)
9月10日(月) ボホール島へ移動
・都市と違った生活を体験 (タグビララン市)
9月11日(火) ボホール島観光 (タグビララン市)
9月12日(水) ・自由観光 セブへ移動(夕方の船) (セブ市)
9月13日(木) PL 7:45 セブ発 12:45 成田着


3. スラムの背景

3-1. 貧困とスラム
フィリピンの農漁村の現状
○ 自然災害 (台風、洪水、環境の変化など)
○ 現金収入源が限られている (小規模漁業、農業)
○ 国内産業基盤が未熟
○ 土地なし農民
○ 低い学歴
職を求めて都市へ…
セブ:ボホール島やネグロス島など周辺の島々から
実際は…安定した仕事はなく、住む場所もない
→スラム化(線路沿い、海岸沿い、ゴミ捨て場へ:マージナル・ランド-所有者の居ない土地)、”Urban poor” 都市貧困層 「スクウォッター」(不法居住者)、親族や同郷出身者を頼る、Community形成→人間関係

3-2. ゴミ捨て場における貧困:
○ 直接投棄方式(日本のように燃やさず、全てのゴミは埋め立てる方式)
○ 「スカベンジャー(死肉あさり:と言う意味)」ゴミ拾いで生計を立てる人々のことをフィリピンでは、こう呼んでいる → 目的:ゴミの中からアルミ、鉄などを拾い集めて回収業者へ → 社会サービス(教育、保健医療、住宅など)が受けられない:フィリピンの社会保障制度SSS(Social Security Service)は、居住地域での住民登録と月々の支払が必要→ 故郷にも帰れず定着→貧困の悪循環 → 火災やゴミ山が崩れる事故、犯罪、危険と隣り合わせの暮らし
○ 違法占拠の問題 → 政府からの強制退去、移住 (収入源がない、廃品回収人からの失業)
トンド地区「スモーキー・マウンテン」 (1993閉鎖)=アジア最大のスラム in マニラ市
→ 閉鎖後、周辺地域へ → パヤタス in ケソン市に拡張

3-3. 考察ポイント:
○なぜスラムが出来たのか?
○なぜスラムの人達はスラムで暮らし続けるのか?
○なぜメディアはフィリピンのゴミ山を取り上げるのか?
○なぜ日本人はゴミ山に行くのか?

3-4. 各種支援
Options:保健医療分野、教育分野、奨学金、職業訓練、障害者への支援


4.セブの概要

フィリピンは7000以上の島からなる島嶼国家である。この国は、北から大きくルソン、ビサヤ、ミンダナオの三つの地域に分かれている。首都マニラの南方500キロに位置するセブ島は、ビサヤ地方の中心地として歴史上重要な役割を果たしてきた。1521年、マゼラン率いるスペイン艦隊が訪れ、フィリピンに初めてキリスト教を伝えたのも、ここセブ島での出来事である。現在も南フィリピンの経済的・文化的中心地として、また国際的なリゾートとして繁栄し、毎年多くの外国人観光客を迎えている。近年、目立つのが韓国人の語学留学の増加である。高等教育を受けたフィリピン人は流暢な英語を話し、また他の地域に比べて治安がいいので、安価に英語を学ぼうとセブを訪れている。
セブ市では、330平方キロに約66万人が居住している。海岸沿いの平地が都市部であり、ここに人口の8割が集中している。都市部の人口密度は1平方キロにつき1万人を超えており、とても高い。後背地には273平方キロの丘陵部が広がっているが、その人口は全体の2割にすぎない(Etemadi 2002 p.8-10)。
セブの都市部の特徴は、貧富の差が激しいことである。急速な産業化と都市化が進み、観光地としても栄えているセブには、「ビバリーヒルズ」と呼ばれる超高級住宅街で、雇い人に囲まれて暮らしているお金持ちもいる一方で、人口の半分以上は極端に貧しい生活をしている。観光客向けの高級ホテルの目の前や、高額所得者が住む警備員付きの住宅街の丘の下に、掘っ立て小屋が連なる地区が、セブには点在している。住民は、居住する土地を不法に占有している状態がほとんどであり、このような地域に居住している貧しい人々のことをスクオッターと呼ぶ。不法に土地を占拠しており、行政への登録も未提出のためにそのサービスもほとんど受けられない状況である。

セブ市の失業率は、16%という高い数字となっている(1999年)。近隣の地方からセブに出稼ぎに来ても、教育を受けていない人は、英語が話せなかったり、事務ができなかったりという理由で観光産業や銀行、不動産、保険などの主要なサービス業で働くことはできない。路上で物を売ったりするインフォーマルセクターで働き、収入も不安定である。このため、貧困の状態からはなかなか抜け出すことができない。



 

  年       <今日>
piCal-0.8




この予定は NGOネットワークジャパン NGO network Japan にて作成されました
http://www.ngo.ne.jp