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2006年 5月 26日(金)
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 18時30分〜20時45分
連続講座「グローバル化の中の人身売買」第5回
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連続講座「グローバル化の中の人身売買」第5回
       フィリピンから日本への搾取的移住を考える
?「エンターテイナー」問題、そして看護師・介護士の受け入れをめぐって?
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日本は毎年、フィリピンから多数の「女性エンターテイナー」を受け入れてき
ました。彼女たちは本来、歌手やダンサーとして芸能活動をするはずでした。
しかし、多くが出演先のナイトクラブで事実上「ホステス」として働くことを
求められてきました。日本政府は2005年、人身売買対策の一環として入国審査
基準を厳格化しました。日本で「合法的」に就労できる窓口が狭まるなか、日
比自由貿易協定(FTA)に基づく、看護師・介護士としての就労への期待が高
まっています。そうした事態に、私たちは何をどう取り組んでいけばよいのか
考えていきます。

■日時: 2006年5月26日(金)18:30?20:45

■会場:東京麻布台セミナーハウス(〒106-0041 港区麻布台1-11-5)
     地下鉄日比谷線・神谷町駅1番出口出て桜田通りを東京タワー方面
     へ徒歩3分。アクセスは下記URLをご参照ください。
     http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html

■参加費:800円(IMADR-JC会員500円)(なるべく事前にお申込みください)

■共催 :反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)
     大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター(CAPP)人間安全保障
     ・人身売買・搾取的移住研究会

■講師 :藤本 伸樹さん
    (財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)研究員。
     1988年から94年までフィリピンに在住。
 
※連続講座「グローバル化の中の人身売買」開催趣旨

この1,2年、日本でもようやく、性的搾取を目的とする女性や少女の人身売買
が問題として認識されるようになりました。人身売買は日本のみならず、今や
世界中で深刻な問題となっています。性的搾取を目的とする女性の人身売買
は、女性に対する暴力であり、許されない人権侵害であることは言うまでもあ
りません。しかし、人身売買を犯罪として取り締まり、その防止の名目で出入
国管理体制を強化するだけでは、真の解決につながらないのではないかと私た
ちは考えています。

人身売買を、グローバル化のなかで起きている「搾取的移住」ととらえること
により、見えてくるものがあるように思われます。また、人身売買の被害者/
サバイバーの受ける差別的な取り扱いには多くの場合、人種主義が潜んでいま
す。この連続講座では、これらの点を踏まえ、性的目的以外の人身売買にも目
を向けつつ、人身売買の被害者/サバイバーが、移住の過程で直面する様々な
問題に光を当てていきます。そしてそのことを通じて、搾取的移住を生み出す
社会構造を問い、その撤廃にむけての道筋を探ります。

※今後の予定:

第6回 2006年6月 外国人研修生問題―もうひとつの人身売買?
第7回 2006年7月 排除ではなく共生へ―「テロとの戦い」と人身売買被害者
第8回 2006年9月 これまでの議論を踏まえたまとめ 

 ☆会場は東京麻布台セミナーハウスの予定です。

■お申込み・お問合せ先: 反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)事務局 
  Tel: 03-3568-7709
  Fax: 03-3586-7448
  E-mail: imadrjc@imadr.org
  〒106-0032 東京都港区六本木3-5-11
  Website: http://www.imadr.org/japan

 

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