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アウトドアブランド「パタゴニア」の創業者イヴォン・シュイナードが制作指揮した、無駄なダムを撤去し、川の自由を取り戻すために活動する人びとの姿を追ったドキュメンタリー映画「ダムネーション」の上映会。米国ではいま「ダム撤去ムーブメント」が広がり、すでに500基以上のダムが取り去られたといいます。なぜダムを壊す必要があるのか、そしてダムが消えた川に何が起こったのか。自然と人間の新しい関係の物語をみなさんと一緒に鑑賞します。
日 時: 2015年3月14日(土) 14:00?16:30 13:30?開場 ※上映終了後ゲストトークあり
会 場: 東京ウィメンズプラザホール 東京都渋谷区神宮前5-53-67
交 通: 表参道駅B2出口から徒歩7分、渋谷駅から徒歩12分
トーク: 神田浩史さん(西濃環境NPOネットワーク副会長、AMネット理事) 木口由香さん(メコン・ウォッチ事務局長)
入場料: 前売券・予約=500円 当日券=800円 主催3団体会員・学生=無料(ただし要事前予約)
主 催: 大竹財団、アジア太平洋資料センター(PARC)、メコン・ウォッチ
【お問い合わせ・詳細】 大竹財団 Tel 03-3272-3900 http://ohdake-foundation.org PARC Tel 03-5209-3455 http://www.parc-jp.org メコン・ウォッチ Tel 03-3832-5034 http://www.mekongwatch.org
【Web予約サイト(PC・モバイル共通)】 http://bit.ly/1F0CpVP
<ダムネーション/原題:DAMNATION> http://damnationfilm.net 提供:パタゴニア/制作:シュテッカー・エコロジカル&フェルト・ソウルメディア/製作責任者:イヴォン・シュイナード/プロデューサー:マット・シュテッカー&トラヴィス・ラメル/監督:ベン・ナイト&トラヴィス・ラメル/編集:ベン・ナイト/配給:ユナイテッドピープル/87分/アメリカ/英語(日本語字幕)/2014年
アメリカ全土につくられた7万5千基ものダム。それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろダムの維持には高い経済的負荷がかかっている。そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが、「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながらも川の自由を求めつづけてきた人びとの挑戦があった。彼らのエネルギーにより「爆破」が起こるドキュメンタリー。 地球の血管にも例えられる川。ダムが川に及ぼす影響は、私たち生き物すべてに影響する。ダムが撤去された時、川は解放され、みずから元の姿に回復していく。本作品が映し出す川の生命力と美しさは、人間も自然の一部なのだということを改めて気づかせてくれる。そして、技術により自然を征服してきた過去と決別し、新しい未来をつくりだす希望の光を見せてくれる。 |