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TICAD V直前 国際シンポジウム with モザンビーク/ブラジル/国際NGO ?今アフリカ農村で何が起きているのか? 日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発(プロサバンナ)を考える? |
開始日時 |
2013年 5月 29日 (水曜日) 18時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2013年 5月 29日 (水曜日) 20時30分 (GMT+09:00) |
詳細 |
詳細URL:http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/activities/ps20130529.html
本年6月1日?3日、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)が横浜で開催されます。同会議の目玉として準備されてきたのがプロサバンナ(ProSAVANA)事業です。
同事業は、2009年に合意された、「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力によるアフリカ熱帯サバンナ農業開発」の略称で、ブラジルのセラード開発を参照事例として、モザンビーク北部3州の1000万ヘクタール(日本の耕作面積の三倍)を超える地域を対象とした大規模な農業開発計画です。
既に、大々的な宣伝がなされていますが、昨年10月来、現地の農民組織や市民社会組織は、本事業に強い懸念を表明しています。その理由は、当事者である地域農民の主権の軽視、事業全体における目的と手続きにおける不透明さ、アグリビジネスによる土地収用や遺伝子組み換えの導入への危惧などとされています。
さらに、最近明らかになったマスタープラン中間報告の中身の検討から、プロサバンナ事業が、現地に暮らす農民の権利を狭め、アグリビジネスによる容易に土地収用に道を拓くものであったことが、現地並びに国際市民社会の声明により明確になりました。
モザンビーク・国際市民社会声明 【原文・英語】http://www.grain.org/e/4703 【和訳】http://mozambiquekaihatsu.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
2007?8年の食料価格高騰以来、世界中で土地をめぐる紛争が激化しています。特に、アフリカはターゲットとなり、中でもモザンビークでは世界統計で最多の土地取引がなされています。世界的にも先駆的な土地法(1997年)が農民の手によって制定されたモザンビークでもこのような現状にあります。
このような事態を受け、TICAD Vを前に、2月に来日したモザンビークの農民組織UNACの代表らが、再度来日し、問題を訴える他、この問題に長年かかわってきた国際NGO・GRAINの調査責任者、そしてブラジルの市民社会よりセラードとプロサバンナの調査を実施したFASEが来日します。
今アフリカで何が起きているのか、小農はどのように暮らし何を求めているのか、プロサバンナ事業はこの点においてどのような問題を抱えているのか、日本の我々はこれらの問題にどのように関わるべきなのかについて、皆さんと一緒に考えたく、TICAD V直前の5月29日(水)に、国際シンポジウムを開催します
ふるってご参加ください。
【開催要項】
■日時:2013年5月29日(水)18時?20時30分 ■会場:産業貿易センターB102会議室 案内図 みなとみらい線 日本大通り駅下車徒歩3分 ■主催:(特活)アフリカ日本協議会(AJF)、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、(特活)オックスファム・ジャパン(OJ)、(特活)WE21ジャパン ■賛同:認定NPO法人 FoE Japan、アジア・アフリカと共に歩む会(TAAA)、アフリカ地域開発市民の会(CanDo)、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)、 ATTAC Japan、全日本農民組合連合会、(一般財団法人)北海道農民連盟、アフリカ理解プロジェクト、「環境・持続社会」研究センターJACSES(4月30日現在、募集中) ■協力:モザンビーク開発を考える市民の会 ■資料代:500円 ■定員:100名 ■使用言語:同時通訳 ■問い合わせ:(特活)日本国際ボランティアセンター南アフリカ事業担当 渡辺 電話 03-3834-2388/e-mail prosavana529@hotmail.co.jp ■申し込み:JVCの案内ページにある申し込みボタンを押してください。 http://www.ngo-jvc.net/jp/event/event2013/05/20130529-prosavana1.html
【プログラム】
報告 (1)「世界における【責任ある農業投資】と土地争奪問題?アフリカ・熱帯サバンナ地域を中心に」 Devlin Kuyek (国際NGO・GRAIN、カナダ) (2)「日本援助とブラジルの熱帯サバンナ地域(セラード)?地元小農・土地なし農民からの再考」 Sergio Schlesinger(ブラジルNGO・FASE、ブラジル) (3)「モザンビーク農民組織からみたプロサバンナ事業の問題」 Augusto Mafigo(代表) + Vicente Adriano(UNAC全国農民組織、モザンビーク) コメント ・日本政府関係者(調整中) ・国際機関関係者(調整中) ・日本市民社会(津山直子/動く→動かす(GCAP JAPAN)代表)
【団体および関連情報紹介】
■UNAC(全国農民連盟) http://www.unac.org.mz/ 1987年に設立された小農を代表し、その権利を守るためにできた農民組織です。 86,000名以上の個人会員、2,200の協会および共同組合、83つの郡レベルの連盟、州レベルでは7つの連盟と4つの支部を擁しています。 UNACは、2012年10月11日には、モザンビーク北部地域を対象とした「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称プロサバンナ)」に対する声明を発表しています。 【ポルトガル語】PRONUNCIAMENTO DA UNAC SOBRE O PROGRAMA PROSAVANA 【日本語】Uniao Nacional de Camponeses (UNAC) プロサバンナ事業に関する声明 ■プロサバンナ事業 JICAが2009年より実施する「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム」の通称。 http://www.jica.go.jp/project/mozambique/001/activities/index.html
※ 来日するモザンビーク全国農民連盟(UNAC)の声明、モザンビーク研究者の舩田クラーセンさやかさんの朝日新聞「私の視点」はじめ、関連資料を以下のページで読むことができます。 日本・ブラジル・モザンビーク三角協力プロジェクトPro SAVANAを問う http://www.arsvi.com/i/2prosavana.htm |
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投稿者 |
karanga |
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公開 |
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最終更新日 |
2013年 5月 8日 (水曜日) |
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