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国際協力セミナー『今あなたに届けたいチベット難民からのメッセージ2013』@名古屋 |
開始日時 |
2013年 3月 9日 (土曜日) 18時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2013年 3月 9日 (土曜日) 19時30分 (GMT+09:00) |
詳細 |
「パン代はいりません。その代わりに、私達チベット人のことを日本の人達に伝えてください。」
上の言葉は、インドでパンを買おうとしていたときに、パンを売っていた女性に言われた言葉です。彼女は、故郷を追われてインドで暮らすチベット難民でした。彼女の夫は、故郷チベットで映画を製作したことが罪に問われ、刑務所で服役中ということでした。彼女はパン代をもらうよりも、自分たちが置かれている状況を日本の人達に知ってもらいたい、そう願ったのです。
2010から2012年にかけて、私はチベット難民の支援を行いつつ、チベット難民へのインタビューを行ってきました。彼ら自身の生活は決して恵まれてはいませんが、「お金をください。」と言われるより、「私達のことを伝えてください。」と言われることの方が多いのです。
彼らは、故郷を追われた人々です。故郷の問題が解決しなければ、故郷に帰るのは難しいです。問題を世界の人に知ってもらって、問題解決のために動いてほしい、彼らはそう願っています。当日は、彼らの生の声を紹介しつつ、彼らが直面している問題を紹介します。
この数年、チベット人の焼身自殺が相次いでいます。そのほとんどが10代、20代の若い人々です。彼らは、なぜ焼身自殺しなければならなかったのでしょうか?同じアジアで起きていること、一緒に考えてみませんか?
また、東日本大震災の被災者の方に向けて、チベット難民の方からたくさんの励ましのメッセージをいただいています。行ったこともない国のことを心から心配してくれしました。このメッセージもあわせて紹介します。
【日時】 3月9日(土)18:00?19:30(開場17:30)
【場所】 中生涯学習センター第2集会室(愛知県名古屋市中区橘一丁目7-11) 地下鉄「上前津」下車6番出口より南へ約250m
【講演者】 亀田浩史(難民支援NGO “Dream for Children”代表)
旅の最中に出会った難民たちの姿に胸を痛め、難民支援NGO“Dream for Children”を設立。チベット難民に対しては、亡命後の就業支援として英語教育をメインに行っている。その一方、チベット難民が直面する状況を把握すべく、聞き取り活動を行い、情報発信を行っている。 著書「だから僕らは旅に出る」(共著)、訳書「暗闇に差した光」、「尋問の記憶」、「故郷を追われるチベット人遊牧民」でチベット人が直面している問題を紹介している。
【スペシャルゲスト】 有咲(アーティスト)
書道と絵画を組み合わせた作品を発表するアーティスト。作品の内容は社会問題を含む多岐に渡る。昨夏、チベット難民が暮らすインドのダラムサラを訪問。チベット人の苦境をテーマにした作品も製作。
【参加費】 ・当日参加の方:700円 ・事前申し込みされた方:500円
【事前申し込み方法】 3月7日までに、dream.for.children.japan@gmail.com までメールでお申し込みください。 [メールタイトル] 3月セミナー [メール本文] (1)お名前 (2)セミナーで聞いてみたいこと(任意)
過去の参加者のご感想
●現地の人の実際の声は非常に心に突き刺さります。講演の中にそういったものが取り上げられており、よりリアルに世界で今も起こっていることなのだと感じました。
●講演を聞いて、まず大きな衝撃を受けました。同じ空の下で生きている人間で、こんなにも差があるものだとは思いませんでした。多くの人が犠牲になっているチベット・・・、僕にも何かできることはないだろうか・・・、と講演中ずっと考えていました。チベットの治安はまだ悪いですが、よくなることを願っています。なぜ人間はみな平等ではないのだろう・・・。僕にとって色々考えさせられた講演でした。
●チベットの難民はかわいそうだと思いました。自由があるといいね、と思います。世界にはチベットの人々のような人がたくさんいると思うと、何かしてあげたいと思いました。授業で初めて泣きました。
主催:難民支援NGO Dream for Children http://ameblo.jp/dream-for-children/entry-11460019438.html |
カテゴリー |
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投稿者 |
dream-for-chil |
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公開 |
繰り返し |
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最終更新日 |
2013年 2月 2日 (土曜日) |
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