タイトル 「僕たちは世界を変えることができない」著者 葉田甲太 講演会
開始日時 2013年 3月 1日 (金曜日)   19時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2013年 3月 1日 (金曜日)   21時00分 (GMT+09:00)
詳細
【僕たちが変える小さな世界】
〜毎日を大切に生きる。その本当の意味を知っていますか?〜

映画「僕たちは世界を変えることができない。But We wanna built a school in Cambodia.」の原作者、
葉田甲太さんの日本一周講演会の第一回東京講演を行います。

今回はカンボジアや国際協力についてだけではなく
『若者の生き方』にスポットを当てて講演して頂きます。

人の数だけ生き方は違う。価値観も違う。
その数多くの“違い”に触れることで
生きることに深く向き合える。

そんなきっかけとなる講演会です。

=詳細=============
日時:3月1日(金)
時間:19:00?21:00
場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 S407
参加費:500円
(皆様からいただく参加費は経費を除き、全てカンボジアの小学校寄付金に充てさせて頂きます。)


Facebook イベントページはこちら↓http://www.facebook.com/events/314560431976979/

以下 著者より**********************

アフリカのどこかの国で、「誰か」が飢餓で亡くなっていると知っても
きっと、僕は明日何もしないだろう。
中東のどこかの国で、戦争で無残に「誰か」が、虐殺されていると知っても
きっと、僕は明日何もしないだろう。
日本のどこかの、「誰か」が、泣いて、自殺しようとしていても
きっと、僕は、コンビニに行って、くだらないテレビを見て笑うだろう。
「誰か」が苦しんでいるじゃ、僕みたいな冷徹な人間は動かない。
それでも、そんな僕でも
カンボジアに行き、エイズ病棟の患者さんに会うと
苦しんでいる「誰か」から、苦しんでいる「あの人」になった。
通訳のブティーさんと出会い、ポルポトの虐殺の話を聞いて
学校の社会で、勉強している、遠い国の「誰か」から
あの国の、あの地域に住んでいる「あの人」になった。
教科書で勉強していた、病気で苦しんでいる「誰か」から
「あの人」になった。
カンボジアエイズ病棟である患者さんが言ってた。
「自殺を考えた。」
きっと、死にたいと思うほどつらかったのかもしれない。
人は、もしかしたら、「誰か」から「あの人」になると動くのかもしれない

だから、苦しんでいる「誰か」から、「あの人」になってもらえる様に、いつもの講演に加えて、HIV,自殺に対する偏見について、話をさせて頂きたいと思います。

自殺に関するショートドキュメンタリー
「生きたい。」も限定上映させて頂きます。

2011年、学生時代に書いた「僕たちは世界を変えることができな」向井理さん主演で、映画になった。
チヤホヤもされた。
それでも、カンボジアエイズ病棟で、目の前で、患者さんは泣いていた。
だから、もう一度だけ、動きたい。
世界を変えれなくても
HIVや自殺に対する、誰かの小さな世界を変えてみたい。

世界を変えれなくても、僕には、やりたい事や、笑顔をみたい人がいて。
そんな感謝を込めて、最後に、全国をまわりたいと思います。

読んでくれて、どうも、ありがとう。
僕のことを、どう思っていても、ありがとうといいます。
会えなくても、これを読んでくれた事だけでも、それは奇跡的な事だから。


                       ?葉田甲太
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投稿者 dearcambodia
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繰り返し
最終更新日 2013年 1月 28日 (月曜日)
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