タイトル |
国際協力セミナー『ヒマラヤを越えたチベット難民が暮らす街を訪ねて 2012』 |
開始日時 |
2012年 12月 15日 (土曜日) 14時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2012年 12月 15日 (土曜日) 15時30分 (GMT+09:00) |
詳細 |
「パン代はいりません。その代わり、私達チベット人のことを日本の人達に伝えて下さい。」
上の言葉は、インドでパンを買おうとしていたときに、パンを売っていた女性に言われた言葉です。彼女は、故郷を追われてインドで暮らすチベット難民でした。彼女の夫は、故郷チベットで映画を製作したことが罪に問われ、刑務所で服役中ということでした。彼女はパン代をもらうよりも、自分たちが置かれている状況を日本の人達に知ってもらいたい、そう願ったのです。
2010年から2012年まで毎年、私はチベット難民の支援を行いつつ、チベット難民へのインタビューを行ってきました。彼ら自身の生活は決して恵まれてはいませんが、「お金をください。」と言われるより、「私達のことを伝えてください。」と言われることの方が多いのです。
彼らは、故郷を追われた人々です。故郷の問題が解決しなければ、故郷に帰るのは難しいです。問題を世界の人に知ってもらって、問題解決のために動いてほしい、彼らはそう願っています。当日は、彼らの生の声を紹介しつつ、彼らが直面している問題を紹介します。
【日時】 12月15日(土) 14:00?15:30(開場13:30)
【場所】 熱田生涯学習センター第2集会室 (愛知県名古屋市熱田区熱田西町2-13) ・神宮西駅4番出口より徒歩15分 ・日比野駅1番出口より徒歩15分 http://vip.city.nagoya.jp/c/f?uc=1&grp=citymap2&nl=35/07/23.681&el=136/54/09.352
【講師】 亀田浩史 (難民支援NGO “Dream for Children”代表)
旅の最中に出会った難民たちの姿に胸を痛め、難民支援NGO“Dream for Children”を設立。チベット難民に対しては、亡命後の就業支援として英語教育をメインに行っている。その一方、チベット難民が直面する状況を把握すべく、聞き取り活動を行い、情報発信を行っている。
著書「だから僕らは旅に出る」(共著)、訳書「暗闇に差した光」、「尋問の記憶」でチベット人が直面している問題を紹介している。
【スペシャルゲスト】 有咲(Usaki)
絵画等をしております。アートで誰かのために何かできないかと模索していたところで亀田さんと出会い、今年8月にチベット難民が住む街を訪問させていただきました。 難民の方々が家族と離れ離れで過酷な環境下でも、逞しく明るく生きる姿に心打たれ、関連した絵画の制作に取り掛かっております。
【参加費】 ・当日参加の方:700円 ・事前申し込みされた方:500円
【事前申し込み方法】 12月13日までに、dream.for.children.japan@gmail.com までメールでお申し込みください。 [メールタイトル] 12月講演会 [メール本文] (1)お名前 (2)セミナーで聞いてみたいこと
過去の参加者のご感想
●現地の人の実際の声は非常に心に突き刺さります。講演の中にそういったものが取り上げられており、よりリアルに世界で今も起こっていることなのだと感じました。
●講演を聞いて、まず大きな衝撃を受けました。同じ空の下で生きている人間で、こんなにも差があるものだとは思いませんでした。多くの人が犠牲になっているチベット・・・、僕にも何かできることはないだろうか・・・、と講演中ずっと考えていました。チベットの治安はまだ悪いですが、よくなることを願っています。なぜ人間はみな平等ではないのだろう・・・。僕にとって色々考えさせられた講演でした。
●チベットの難民はかわいそうだと思いました。自由があるといいね、と思います。世界にはチベットの人々のような人がたくさんいると思うと、何かしてあげたいと思いました。授業で初めて泣きました。
【主催:難民支援NGO Dream for Children】 HP:http://dreamforchildren.web.fc2.com/ ブログ:http://ameblo.jp/dream-for-children/ |
カテゴリー |
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投稿者 |
dream-for-chil |
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公開 |
繰り返し |
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最終更新日 |
2012年 11月 6日 (火曜日) |
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