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会場:JICA横浜(JR・桜木町駅/関内駅北口から徒歩15分、みなとみらい線・馬車道駅4番万国橋出口から徒歩8分) 実践報告者:原郁雄(小学校教員)、秦さやか(小学校教員) 講演:山西優二(早稲田大学) ちらし:ダウンロードはこちらからどうぞ
▼第一部:実践事例報告 AまたはBから選択してください
A.ストリート・チルドレンになってみよう?体験的理解と本来の援助について考える 発表者:原郁雄さん(長野県伊那市立伊那東小学校教員) 貧困国の子どもの映像に衝撃を受けた子ども達 は、ストリート・チルドレンと同じ状況で宿泊した り、児童労働にも挑戦しました。予想以上の過酷な 体験から、衣類援助や物質支援を考えだし、資金集 めを始めます。集めた支援物資を担任がアフリカに 持って行ったところ、受け取りを断られた学校もあ り、そのことから「本当に あるべき援助とは?」を考 えいった子ども達。子ども の価値観の変化が感じられ る実践です。
B.マレーシアから学ぼう!?生物多様性、民族多様性、そして森林問題 発表者:秦さやかさん(中野区立新井小学校教員) 実践者が訪問したマレーシア・ボルネオ島で見つ けた「多様性」をテーマに、オリジナル教材を開発 しながら、思いを込めて実践した授業です。 (1)油ヤシ農園開発と熱帯雨林伐採、生物多様性 の危機などと私たちの身近な生活との関連を知る、 (2)マレーシアの民族や文化の多様性、共生の在り方 を学ぶ、(3)日本の森林と熱帯 雨林の現状から森林保全に ついて自分の考えをもつ、 の3部構成になっています。
▼第二部:講演(山西優二さん)&話し合い 大学教員として国際教育・開発教育を研究・実践しながら、NGO 活動や地域活動にも積極的に取り組んでいる山西氏が、子ども主体の学びや学校と地域との連携などについて講演します。教育を地域や文化という視点からとらえ直し、広がりのある学びの展開について参加者と考えます。
▼講師プロフィル:山西優二さん 早稲田大学文学学術文化構想学部教員。DEAR常任理事。かながわ開発教育センター代表理事。専門は国際教育・開発教育・共生社会論。主な著書に『地域から描くこれからの開発教育』(共著編 新評論 2008)。『わかちあいの教育:地球時代の「新しい」教育の原理を求めて』(共著編 近代文芸社 1996)。
■参加費 一般1,000円、学生500円
■定員 各回70名
■対象 教員、教育関係者、学生、NGO職員など、テーマに関心がある方
■主催・お申込み (特活)開発教育協会/DEAR HP申込フォームまたはお電話(Tel: 03-5844-3630)で事前にお申込みください。 ※お電話の場合、氏名、所属先、連絡先(Email、Tel)DEARの会員/非会員をお知らせください。 ※本講座は、東京ガス環境おうえん基金を受けて実施します。
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