タイトル 連続公開セミナー「飢餓を考えるヒント」2011年度 第3回
開始日時 2011年 10月 6日 (木曜日)   18時30分 (GMT+09:00)
終了日時 2011年 10月 6日 (木曜日)   20時30分 (GMT+09:00)
詳細 AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所共催
連続公開セミナー「飢餓を考えるヒント」2011年度 第3回
 自由貿易協定と食料問題


1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が成立し、域内で農作物の自由貿易が
行われるようになりました。 このことにより、安い農作物が手に入るよう
になった一面もありますが、トウモロコシなどの穀物がバイオ燃料の原料
として使われるようにもなり、主食として食べるために安定して手に入れる
ことが難しくなってきています。実際にメキシコでは、食料価格が高騰した
2007?2008年に、トウモロコシを原材料とし、主食として親しまれている
「トルティーヤ」の値段が高騰して暴動まで起こったほどです。 
 NAFTAの成立後、南米の国々ではどのようなことが起こっているのか。メ
キシコなどの事例をもとに報告します。また、環太平洋戦略的連携協定(TPP)
への参加についての議論が日本国内でも起こっているなか、設立から20年
近くになるNAFTAの例から何か学べることはあるのでしょうか。米も含めた
農作物の価格についてどのように考えていけば良いのか、これからどこへ
向かっていくべきなのかを討議します。皆さまふるってご参加ください。 
 
<講師プロフィール>
明治学院大学 国際平和研究所 助手 中田英樹さん
1971年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科GCOE研究員。博士(農学)。
日本学術振興会特別研究員PD、グァテマラ国立サン・カルロス大学歴史学部
客員教授、AvANCSO(グァテマラ社会科学振興協会)招待研究員などを経て
現職。専攻は人類学、歴史学、 中米地域研究。著書に、シルベル・エリアス、
中田英樹(共編)、2010、『先住民農民の親密な社会と資本主義国家統合21
世紀グァテマラにおいて「発展」を考えるための試 論集』、グァテマラ・
シティ、Serviprensa(スペイン語)など。

【日時】2011年10月6日(木)18:30?20:30(開場18:15)
【会場】明治学院大学白金校舎 2号館1階2202教室
    アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
    (JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪駅、
     白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)
【参加費】500円*共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料
【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド
     担当:儘田  hfwoffice@hungerfree.net
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投稿者 HFW
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最終更新日 2011年 9月 28日 (水曜日)
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