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『タブー パキスタンの買春街で生きる女性たち』 著者フォージア・サイードさんを迎えて
パキスタンの都市ラホールには、伝統的に、すぐれた芸能で王侯貴族に仕えた高級娼婦「コーテザン」の制度がありました。それがどのようにして、タブーとされる「赤線地帯」に変化してきたのか、芸能と売買春の関係について、エスノグラフィーの手法を用いて8年間にわたって調査を行ったフォージア・サイードさんのお話をうかがいます。赤線地区に生きる人々の写真もたくさん見せていただきながら、「悪い女」を作り出して「貞節」を定める社会の矛盾を議論します。
フォージア・サイードさんプロフィール
ミネソタ大学(社会学博士)。パキスタン国立民俗伝統遺産研究所、国連開発計画(UNDP)パキスタン事務所、アクションエイド・パキスタン事務所などを経て、現在、NGOメヘルガル代表、ジェンダーと開発分野の国際コンサルタント。1991年に性的暴行や暴力による被害を受けた女性のための救援センターをパキスタンで初めて設立するなど,社会活動家として知られている。共著Women in Folk Theatre[大衆演劇に於ける女性]。
日 時 11月2日(火)18:30? 会 場 東京ウィメンズプラザ視聴覚室A 参加費 一般1200円 アジア女性資料センター会員700円 日英通訳つき
当日は『タブー パキスタンの買春街で生きる女性たち』(コモンズ、本体3900円+税)を割引価格で販売いたします。
お問い合わせ・お申し込み アジア女性資料センター TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail:ajwrc@ajwrc.org |