タイトル 地の底で働く子どもたち?知られざるインド児童労働の実情
開始日時 2010年 10月 14日 (木曜日)   18時30分 (GMT+09:00)
終了日時 2010年 10月 14日 (木曜日)   20時30分 (GMT+09:00)
詳細 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)子どもの権利プロジェクトは、
今年5月31日から6月2日にかけて、インド北東部メガラヤ州の
州都シロンに拠点をおくインパルスNGOネットワークと共に、
メガラヤ州のジャインティア丘陵の炭鉱とその周辺における
児童労働について調査団を派遣しました。

狭くて暗い坑道での過重労働、滑落や地下水による事故も多発し、
命を落とす事も少なくない環境―――
事実調査の結果、調査団は、極端に危険かつ残酷な環境で児童
労働が広く行われている悲惨な現実を目の当たりにしました。

こうした労働に従事させられているのは、多くが周辺国のネパール
やバングラデシュから人身売買でインドに連れてこられた子ども
たちです。

この知られざる児童労働の実態について、調査団による報告会を
開催し、事態改善のために何ができるのかをみなさんと一緒に
考えたいと思います。

ゲストスピーカーに、長くインドに関わってこられたユニセフ
東京事務所代表の平林国彦さんをお迎えし、現地の写真なども
多数まじえて、日本から何ができるかを議論する機会とします。
皆さま、是非ご参加ください!


≪ トークゲスト ≫
◆ 平林 国彦さん ◆
1994年、筑波大学で医学博士号取得。筑波大学病院などで心臓外科医
として勤務後、約10年間、国立国際医療センター(現国際医療研究
センター)国際医療局に勤務し、ボリビア、コロンビア、インド、
インドネシア、ホンジュラス、ウズベキスタン、南アフリカ、ベトナム
等の病院での技術指導、保健省での政策立案支援などを担当。JICA
専門家・WHO短期コンサルタントなどを経て、2003年からユニセフ勤務。
アフガニスタン、レバノン、東京事務所での勤務を経て、2008年から
インド事務所副代表を務める。2010年4月からユニセフ東京事務所代表。

≪ 報 告 者 ≫
◆ 豊田 直巳さん ◆
フォトジャーナリスト。1983年よりパレスチナやアジア、旧ユーゴ
スラビアなどの紛争地をめぐりそこに暮らす人々の日常を取材。
今年5月31日から6月2日のHRN北東インド児童労働調査団に同行。
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。2003年、平和・
協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。著書『イラクの子供たち』
『パレスチナの子供たち』『大津波アチェの子供たち』(以上、第三
書館)、『「イラク戦争」の30日』『子どもたちが生きる世界はいま』
(七つ森書館)、『イラク 爆撃と占領の日々』(「岩波フォト・
ドキュメンタリー 世界の戦場から」岩波書店)『戦争を止めたい?
フォトジャーナリストの見る世界』(岩波ジュニア新書)など。

◆久保田 明人/弁護士。HRN子どもの権利プロジェクト。

◆多良 俊照/フリージャーナリスト。HRN子どもの権利プロジェクト。
専門は北東インド、ビルマ等の少数民族。
著作『入門ナガランド』(社会評論社)など。

◆伊藤 和子/弁護士。HRN事務局長。国際会議でインド・メガラヤ
州で児童労働に取り組むインパルスNGOネットワークの
メンバーと出会い、児童の炭鉱労働に関する協力を依頼
される。これを契機にインド調査ミッションを結成、参加。
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投稿者 認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
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最終更新日 2010年 9月 27日 (月曜日)
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