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『バングラデシュで今でも紛争がおきている』と、言われてもピンと来ない方が多いことでしょう。世界から注目されることのない、日の当たらない小さな紛争地に耳を傾けてみませんか?この秋、バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯の平和を求めて、闘っている2名が来日します。2009年9月10日(木)に来日し、スルタナ女史は9月16日に、ランライ氏は9月20日帰国します。その間、東京、神奈川、大阪で交流会や講演会を開きます。 =========================================
「バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯の平和を求めて」 日時:2009年9月14日(月) 10:00?11:30 場所:WEショップえびな (神奈川県海老名市中央1-14-46) アクセス:小田急線・相鉄線海老名駅より徒歩5分 URL:http://www.fiberbit.net/user/we21-ebina/f2.html#F2_2 定員:20名 共催:ジュマ・ネット/WE21ジャパン海老名 申込み・問合せ:(特非)WE21ジャパン海老名 TEL&FAX: 046-235-4047 関連URL:
この8月に第3回ミッションを果たしたばかりのチッタゴン丘陵委員の動きや成果、各ステークホルダーの反応等を 弁護士で人権活動家、そしてチッタゴン丘陵委員会共同代表のスルタナ女史から、 チッタゴン丘陵地帯に住む先住民族として、当事者としての証言を先住民族リーダーのランライ氏から伺います。
★通訳がつきますので、どなたでもご参加いただけます。
【バングラデシュゲストの紹介】 Sultana Kamal(スルタナ・カマル) 1950 年バングラデシュ生まれ。人権NGO、Ain o Salish(法と裁き)の常務理事、また弁護士であり、政治活動家でもある。両親とも有名な活動家、作家、詩人であった。2008年度の選挙管理内閣の大統領の主席アドバイザーでもあった。また2008年からは、チッタゴン丘陵委員会の共同代表も努めている。
Ranglai Mro (ランライ・ムロー) 1970年バングラデシュ生まれ。ムロー民族のリーダー。 1991年草の根NGOを創立し、分散したムロー集落をまとめ、教育や平和な社会作りに取り組む。軍の不当な土地収奪に反対の声をあげ、2007年2月に軍に連行され、激しい拷問を受けて心筋梗塞となり病院に運ばれる。約2年間の拘束の末、2009年1月下旬に解放。
【バングラデシュ、チッタゴン丘陵とは】 バングラデシュ、チッタゴン丘陵地帯には古くからモンゴロイド系の先住民族ジュマの人々が住んでいました。その地へ1970年代から政府による大規模な入植政策と軍事占領が始まり、数々の人権侵害と虐殺事件から紛争へと発展しました。 1997 年には政府とジュマの間で和平協定が結ばれ、紛争が終結したものの、2008年の現在まで政府は和平協定の約束を実施せず、様々な人権侵害が続いています。新政権の中心政党であるアワミ連盟は、「チッタゴン丘陵和平協定の完全実施」をマニュフェストの中に挙げており、まさに今、和平実現への機運が高まっています。
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