タイトル パレスチナ・ドキュメンタリー映画「ルート181」上映会in福岡
開始日時 2009年 7月 20日 (月曜日)   14時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2009年 7月 20日 (月曜日)   20時00分 (GMT+09:00)
詳細 連続講座「パレスチナ・ライブラリー福岡」
パレスチナ・ドキュメンタリー映画上映会のお知らせ

上映作品■
 山形国際ドキュメンタリー映画祭2005 最優秀賞受賞作品
「ルート181 パレスチナ?イスラエル 旅の断章」
(作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)

日時■
 2009年7月20日(祝)
 13:30開場 14:00開始 19:30?20:00終了予定

*フリージャーナリスト小田切拓氏による解説トークがあります。
*part1(南部)part2(中部)part3(北部)それぞれ約1時間半の構成です。各part間に休憩時間を入れます。
*終了後、懇親会を予定しております。
 パレスチナ映画全般、情勢分析などさらに深く意見交換できる場になると思います。

【小田切拓プロフィール】
映像制作会社勤務を経て、1998年よりパレスチナ問題を、ヨルダン・湾岸諸国・アメリカに暮らすパレスチナ人たちを含めて取材。国際社会のあり方やイスラエル・パレスチナ双方の政治構造など、包括的な視点で継続的に追い続けている。

場所■
 ももちパレス 第2研修室
 (地下鉄空港線・藤崎駅と藤崎バスターミナルに隣接。徒歩30秒)
 http://www.momochi-palace.net/access.html
 *駐車場が少ないため、地下鉄やバスなどの公共交通機関をご利用ください。

定員■45名

参加費■
 お一人様 1800円(資料としてルート181解説本付き)
 ペア参加 3000円(解説本は1冊のみお渡しとなります)
*釣銭が不要なよう、予めご用意をお願いいたします。

問い合わせ■
 hayati_palestine@yahoo.co.jp もしくは
080-3189-6635 藤永まで

【 作品紹介 】
 2002年夏、パレスチナ人のクレイフィとイスラエル人のシヴァンの両監督は二人が生まれた故郷をともに映像でたどる旅に出る。二人がたどったのは、〈ルート181〉と名付けた架空の道だった。それは1947年、パレスチナの地を二分するために国連決議181号で定められた分割線を意味し、実際には境界になることがなかったルートである。
 1948年、イスラエル建国によってパレスチナ住民の多くは追放され、このルートの大半はイスラエルの土地となった。さらに1967年、イスラエルは西岸・ガザを占領し、パレスチナ全土を手中に収めた。
 分割決議案から55年後、イスラエル軍によるパレスチナへの侵攻と過酷な軍事占領が続くさなか、二人の監督はこのルートに沿って北上し、この地に住む人々の声と表情を拾っていく。そこであらわになる様々な〈境界〉に取り囲まれた生の現実と、歴史の襞が織り込まれた記憶は、今を鋭く問いかける。

【 監督プロフィール 】
ミシェル・クレイフィ(Michel Khleifi)
 1950年ナザレ(現イスラエル領)生まれのパレスチナ人。14歳で自動車修理工となり、70年にベルギーへ移住。ブリュッセルの芸術・スペクタクル国立高等研究所(INSAS)を卒業。80年に2人のパレスチナ人女性の生き方を描いたドキュメンタリー『豊穣な記憶』で監督デビュー。初の劇映画『ガレリアの婚礼』(87)が87年カンヌ国際映画祭で批評家賞を受賞。その他『石の賛美歌』(90)、『三つの宝石の物語』(95)などの作品がある。

エイアル・シヴァン(Eyal Sivan)
 1964年ハイファ(現イスラエル領)生まれのユダヤ人。エルサレムで育ち、82年レバノン戦争参戦を忌避して兵役を逃れ、85年フランスに渡る。ドキュメンタリー作家として、イスラエルの歴史と記憶、市民的不服従などのテーマを追求。パレスチナ難民キャンプを取材した初監督作品『アクベット・ジャビール、通過の生』(87)やアイヒマン裁判を独自の視点から読み直した『スペシャリスト:自覚なき殺戮者』(99)など、国際映画祭での受賞も多い。
カテゴリー
投稿者 yasmeen
レコード表示 公開
繰り返し
最終更新日 2009年 7月 12日 (日曜日)
piCal-0.8




この予定は NGOネットワークジャパン NGO network Japan にて作成されました
http://www.ngo.ne.jp