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今般、国連大学地球環境パートナーシッププラザでは気候変動への適応をコミュニティレベルに焦点を当ててシンポジウムを行います。気候変動の影響は災害や旱魃となって最貧国のコミュニティの生活をさらに悪化させており、草の根レベルで対応せざる得ない状況となっています。そのようなコミュニティ独自の取り組みをどうしたら科学技術により支えることが出来るか、開発計画に主流化させていくことが出来るかを各分野の専門家を招いて討論します。
UNU-ISPによるバングラデシュでの適応策研究事例、マーシャル諸島での海面上昇への適応策の研究発表をはじめ、農業、森林の各分野でコミュニティと協働している研究者の方々の経験、成果、課題を発表していただきます。 さらにパネル討論ではcapacity development, social capitalの専門家にも加わっていただき、科学的な視点と開発からの視点でコミュニティが気候変動という新たなストレス要因に適応するためのフレームワークを議論していただきます。コミュニティ開発に携わる方、環境管理、気候変動に携わる方双方に有意義な議論が期待されます。
【申込・お問合せ】 下記のホームページより、お問合せ・お申し込みください。 https://www.unu-sympo.jp/ (参加は無料です)
気候変動とコミュニティー?科学技術と草の根をつなぐ試み?
○日 時:3月25日(水)14:00?17:00(13:30より受付開始) ○場 所:国連大学本部 5階 エリザベスローズ国際会議場 ○言 語:日/英(同時通訳) ○主 催:国連大学ISP地球環境パートナーシッププラザ
【プログラム】 14:00-14:10 開会の辞 武内 和彦(国連大学副学長、UNU-ISP所長) 14:10-14:20 シンポジウムの狙い紹介 永井 三岐子(UNU?ISP) 14:20-14:40 発表1 技術導入と知識の統合 横木 裕宗(茨城大学) 14:40-14:55 発表 2 コミュニティにおける適応策?バングラデシュの事例? Mr. Raquibul Amin (IUCN Bangladesh), タン・チュン・ニー(UNU?ISP) 14:55-15:15 発表に対する質疑応答 15:15-15:30 休憩 15:30-17:00 パネルディスカッション 「気候変動適応における技術とコミュニティの関係」(仮) モデレーター 加藤 宏(JICA研究所副所長) パネリスト 坂田 正三 (アジア経済研究所) 横木 裕宗 (茨城大学) 山路 永司 (東京大学) 原田 一宏 (兵庫県立大学) 参考URL http://www.geic.or.jp/geic/unu/climate_change090325.html
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