タイトル 【連続セミナー・第五回】ポスト・アパルトヘイトの経験とイスラエル/パレスチナ
開始日時 2009年 2月 28日 (土曜日)   18時15分 (GMT+09:00)
終了日時 2009年 2月 28日 (土曜日)   21時00分 (GMT+09:00)
詳細 連続セミナー・<ナクバ60年を問う>
第五回「ポスト・アパルトヘイトの経験とイスラエル/パレスチナ」

主催◎ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>


■問題提起

峯陽一(アフリカ地域研究/大阪大学人間科学研究科准教授)
鵜飼哲(フランス文学・思想/一橋大学言語社会研究科教授)

■日時
2月28日(土)18時開場・18時15分開始(21時終了予定)

■場所
文京シビックセンター 区民会議室4階ホール
[所在地]文京区春日1?16?21
[地図]
http://www.city.bunkyo.lg.jpsosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
[交通]東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩 1 分
都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1 分
JR総武線水道橋駅徒歩8分
■参加費 800円

イスラエルによるアパルトヘイト(人種隔離)政策は、現在ヨルダン川西岸地区
を縦横に分断する隔離壁の建設以前から、占領地に、そしてイスラエル国家内
部に厳然と存在していた。隔離を支える思想、移民から成る支配者の文化、周
辺地域との関係を含め、かつての南アフリカのアパルトヘイトとの共通性をもつ
半面、解消へと至る道は南ア以上に困難であろうということが、多くの専門家に
よって指摘されている。では「ポスト・アパルトヘイト」に向けて、学び得るものは
何も残されていないのだろうか。現在の南アにおける歴史教育や「和解」の問題
についても参照項としながら、なお可能性を検討する。


【セミナー開催にあたって】=================================

2008年はイスラエル建国によってパレスチナ社会が崩壊し、パレスチナ人が
難民化された大災厄〈ナクバ〉から60年目の年でした。パレスチナを取り巻く
状況と抵抗運動のあり方が劇的な変化を遂げたこの歳月をふり返るとき、そ
してこの地における出来事が世界全体と関わりをもつことがかつてないほど
明らかにされている現状に思い至るとき、この〈ナクバ60年〉が単なる回顧や
一区切りとして切り縮められてしまってはならず、問題を共有しうる領域を広
げるための〈窓〉として真に生かされなくてはならないと感じます。
人権や民族自決といった普遍的に依拠しうる概念がこれほどないがしろに
され無力化されたパレスチナという場所にあっては、さまざまな立場の人々
の活動/研究領域における経験知が共有され、多様な方法が蓄積・共有され
ることが必要です。その努力の表現として私たちミーダーン〈パレスチナ・
対話のための広場〉は、できるだけ多様な視点からの問題提起を受けとり、
持続的に討論をする機会をもつことを選びました。参加される方それぞれに
よって〈広場〉が続けられ、至るところに拡散されることを願っています。

【全6回の内容と日程】====================================

第1回 6月21日(土)※終了しました
パレスチナの民族浄化と国際法
臼杵陽(中東現代史/日本女子大学文学部教授)
阿部浩己(国際人権法/神奈川大学法科大学院教授)

第2回 8月16日(土)※終了しました
占領のノーマライゼーションと中東の分断
早尾貴紀(社会思想史/東京経済大学非常勤講師)
酒井啓子(イラク政治研究/東京外国語大学大学院地
域文化研究科教授)

第3回 10月18日(土)※終了しました
ヨルダン渓谷問題から日本のODA援助政策を問う
土井敏邦(フリージャーナリスト)
平山健太郎(元NHK解説委員)
越田清和(国際協力論/さっぽろ自由学校「遊」)

第4回 12月20日(土)※終了しました
アラファート時代と自治政府─抵抗/権力の課題に向き合う
奈良本英佑(中東現代史/法政大学経済学部教員)
太田昌国(民族問題・ラテンアメリカ研究/現代企画室)

第5回 2009年2月28日※今回です
アパルトヘイトの経験とイスラエル/パレスチナ
峯陽一(アフリカ地域研究/大阪大学人間科学研究科准教授)
鵜飼哲(フランス文学・思想/一橋大学言語社会研究科教授)

第6回 2009年4月25日
パレスチナ難民の法的地位と選択権 ─ 現実をふまえた展望を考える
錦田愛子(中東地域研究/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究
所)
板垣雄三(西洋史・中東地域研究/東京大学名誉教授)

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◎第6回セミナーの日程と場所がが確定しました。4月25日、場所は
これまでの多くの回と同じく、文京シビックセンター 区民会議室4階ホール
です。
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主催◎ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
[郵便物送付先]
〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1 - 1
東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114
[メールアドレス]midan_filastine@excite.co.jp
[URL]http://midan.exblog.jp/
[郵便振替口座]00160-9-353912(口座名義:ミーダーン)

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投稿者 midan
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最終更新日 2009年 2月 2日 (月曜日)
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