タイトル |
【講演会】インドネシアの原子力発電所建設計画の現状と地域住民 |
開始日時 |
2007年 7月 6日 (金曜日) 18時30分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2007年 7月 6日 (金曜日) 20時30分 (GMT+09:00) |
詳細 |
インドネシアの原子力発電所建設計画の現状と地域住民 日 時:7月6日(金)18時30分?20時30分(開場18時) 場 所:上智大学中央図書館812(JR・地下鉄「四ッ谷」徒歩5分) 講演者: ヌルディン・アミン氏(ナフダトゥル・ウラマーのジュパラ県代表) ヌル・ヒダヤティ氏(グリンピース東南アジア気候・エネルギー・キャンペーン) 資料代:500 円 主 催:上智大学アジア文化研究所 協 賛:ムリ無理キャンペーン実行委員会 予 約:http://www.nindja.com/modules/eguide/event.php?eid=6
●日本から海外へ輸出される原発 日本には、55基の原子炉(17の発電所)があります。しかし、住民の反対運動 により、国内では、新たに原発を建設することが難しくなっており、メーカーは、 海外への輸出を狙っています。そのひとつがインドネシアです。 インドネシアでは90年代、ジャワ中部のムリア半島で、初の原発建設が計画さ れます。91?96年、関西電力の関連会社であるニュージェックが、実行可能性調 査を実施し、日本の輸出入銀行(現・国際協力銀行)が、その調査費用を融資し ました。つまり、日本政府・企業がインドネシアの原発建設に積極的な支援をお こなっていたのです。 この計画は、インドネシアや日本の市民による反対運動、さらに97年のアジア 経済危機の影響で、中断されました。ところが2002年になって、原発建設計画が 再燃。現在、ムリア半島に設備容量400万kW 以上の原発建設が計画され、08? 09年入札、10年?11年着工、16?17年運転開始予定と、急ピッチで進められてい ます。
●ムリア原発建設に関心を示す日本 日本政府・企業の資金・技術などによって、このムリア原発が建設される可能 性は小さくありません。経済産業省は06年から5年間、「アジアの原子力発電支援」 を決定、06年3月には資源エネルギー庁を中心とする官民合同ミッションをジャカ ルタに派遣しています。JETROは07年2月、ジャカルタで、インドネシアの原子力 規制庁や商工会議所と原発に関するセミナーを開催するなど、原発建設への支援 をはじめています。また三菱重工(株)がインドネシアでの原発建設に強い関心 を示しているとも伝えられています。 地球温暖化対策、日本のエネルギー安全保障のため、原発建設を推進しようと する動きもありますが、本当にそうなのでしょうか。一緒に考えませんか。
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カテゴリー |
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投稿者 |
インドネシア民主化支援ネットワーク |
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公開 |
繰り返し |
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最終更新日 |
2007年 6月 8日 (金曜日) |
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