タイトル |
セミナー:MDG達成に向けた人権に基づく開発アプローチの活用 |
開始日時 |
2006年 8月 1日 (火曜日) 18時30分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2006年 8月 1日 (火曜日) 20時30分 (GMT+09:00) |
詳細 |
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「ほっとけない 世界のまずしさ」 2006年 夏のセミナーシリーズ第一弾 MDG達成に向けた人権に基づく開発アプローチの活用 ?市民団体の役割とは?
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2015年までに貧困を半減する。 これを主要な目標として掲げた国際合意である「ミレニアム開発目標(MDGs)」が設定されてから6年が経過しました。しかし、最新のMDGs報告書も示しているように、目標達成に向けた進展はあるものの、まだ多くの課題が残されているのが現状です。 「人権にもとづく開発アプローチ(Rights-Based Approach to Development:RBA)」は、これまで開発の現場で軽視されがちであった人権基準や原則を、開発プロセスの中心に位置付ける手法で、開発において人権への悪影響が出てきたことや国際的な人権基準の法的整備の促進を背景として発展してきた開発の倫理的側面を重視したアプローチです。MDGs達成のための開発を行う上で、極めて重要、かつ新たな開発のパラダイムとして関心を集めています。
RBAの実施には、現地の状況に関する情報や地元住民との密接な関係をもつ、市民社会組織(CSO)の役割が大変重要です。そして、CSOによるRBAの実施においては、アドボカシー活動が大きな成果を果たしてきました。 日本国内において、アドボカシー活動はまだあまり認知されていません。しかし貧困問題や環境問題の解決に向けて、各国政府の政策の改善を促していくアドボカシー活動への期待は高まりつつあります。NGOをはじめとした日本の CSOの政策提言能力向上、そしてアドボカシー活動の重要性に対する市民の意識の向上が、日本がMDGの達成へと向けて実質的な貢献をしていくために重要になっています。
今回は、現在国連開発計画(UNDP)の貧困削減顧問であるセリム・ジャハン博士をお迎えし、お話を伺います。同博士は現在、ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた開発方法論、保健、教育、ジェンダー平等、雇用主導による成長、社会的内包などの分野に関する経済社会政策の研究に携っています。また、これまでUNDP人間開発報告書事務局の副局長を長期にわたって務め、多くの国際機関や政府へのアドバイザーも務めた経歴も持ちます。
RBA実施において、具体的にどのようなアドボカシー活動がCSOによって行われているのか、実例を挙げながらお話しいただき、私たち日本の市民セクターがどう関わっていくことができるかについて一緒に考えてみたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
■ 主催:「ほっとけない 世界のまずしさ」 ■ 日時:8月1日(火)午後18:30?20:30 ■ 場所:〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 キャンパス・イノベーション・センター リエゾンコーナー508 交通:JR田町駅徒歩1分 都営浅草線三田駅徒歩3分 地図はこちら(http://www.zam.go.jp/e00/images/e0000906.jpg) ■ プログラム(予定): 1. 報告:「ミレニアム開発目標達成に向けた人権アプローチの活用?市民団体の役割とは?」 スピーカー:セリム・ジャハン(UNDP開発政策局 貧困削減顧問) 2. 質疑応答とディスカッション ■ 参加費:無料 ■ 定員:30名(お早めにお申し込みください) ■ お申し込み/お問い合わせ: 参加ご希望の方は、お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、担当中島まで事前に電子メールにてお申し込みください。 お申し込み先電子メールアドレス:masaaki@hottokenai.info お問い合わせ電話番号:03-5484-5977 |
カテゴリー |
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投稿者 |
masa_cc |
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公開 |
繰り返し |
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最終更新日 |
2006年 7月 22日 (土曜日) |
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