タイトル ダリット女性の弁護士来日講演会――インドの身分制度とダリットの人権を考える――
開始日時 2006年 5月 22日 (月曜日)   18時40分 (GMT+09:00)
終了日時 2006年 5月 22日 (月曜日)   21時00分 (GMT+09:00)
詳細 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
        ダリット女性の弁護士来日
    ――インドの身分制度とダリットの人権を考える―― 
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 ■日 時: 5月22日(月)18時開場 18時40分?21時  
 ■場 所: 豊島区民センター5階音楽室(豊島区東池袋1-20-10)
       JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分
       URL:http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
 ■参加費: 無料       

インドなどの国々におけるカースト制度のもとで最下層(カースト外)に位置
づけられた人びとは、差別的に「不可触民」と称され、現在もあらゆる面で深
刻な差別をうけています。彼女・彼らは自らを「ダリット」(壊されたもの・
抑圧されたものという意味をもつ)と称し解放運動を展開しています。
 インド・タミルナドゥ州のチェンナイで、ダリットとして、また女性として、
弁護士として、差別をなくすための人権活動を推進されているエリー・キャロ
リンさんを迎えて講演会を開催します。インドの身分制とダリット差別の現状
について学ぶことで、国際的に人権活動を推進していくための力にしたいと考
えています。 
 カースト制度にもとづく差別や、日本の部落差別などは、近年、国連でも
「職業と世系に基づく差別」として取り上げられています。部落差別について
は、東京でも、行政書士による戸籍不正請求事件など、悪質な事件が続発して
います。世界の人権活動への視点も持ちながら、部落差別やダリット差別の問
題をグローバル化の中で捉え、差別撤廃に向けて考える機会にできればと思っ
ています。多くの方々のご参加をお待ちしています。

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「ダリットのおかれている状況」…
 インドに1億6000万人いるといわれているダリット(「抑圧された者」の意)
はヒンズー教の身分制度によって「不可触」の穢れたものとして、公の場であ
からさまな区別をされたり、居住地が隔離されたりしている。差別の結果、教
育へのアクセスを奪われ、劣悪な生活環境を強いられている。抑圧に抗おうと
立ち上がると、警察や上位カーストによる殺害・暴力・レイプを含む「制裁」
を受けることもある。こうした「不可触制」はインド憲法でも廃止がうたわれ、
ダリット保護法として市民権保護法や残虐行為防止法なども制定されている。
しかし、インドの司法運営は実質的には上位カーストに支配されているため、
機能していない。
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 ■主催:  反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)
       部落解放同盟東京都連合会
       社団法人 東京部落解放研究所

 ■問い合わせ:IMADR-JC 〒106-0032 港区六本木3-5-11
        Tel:(03)3568-7709 Fax:(03)3586-7448 imadrjc@imadr.org
        (社)東京部落解放研究所 〒111-0024 台東区今戸2-8-5
        Tel. (03)3874-7332 Fax: (03)3874-7313(担当・水野)
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投稿者 imadr
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最終更新日 2006年 5月 9日 (火曜日)
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