タイトル |
講演+ディスカッション「チェルノブイリ事故から20年 日本の原子力は? エネルギー政策の失態を問う」 |
開始日時 |
2006年 4月 15日 (土曜日) 14時30分 (GMT+09:00) |
終了日時 |
2006年 4月 15日 (土曜日) 16時50分 (GMT+09:00) |
詳細 |
1979年に起きたスリーマイル島原発事故後、アメリカは原子力発電所の新規建設を止めた。そして、1986年のチェルノブイリ原発事故は世界の原子力政策を変えた。とりわけヨーロッパでの原子力開発計画は縮小され、ドイツをはじめとして各国でのエネルギー政策は環境に負荷をかけないリニューアブルエネルギーの推進へと大きく方向転換した。 にもかかわらず日本は「資源小国」という名目のもとに、太陽・風など豊かな“自然エネルギー資源大国”であることを活用せず、また美浜2号蒸気発生器事故(‘92年)、「もんじゅ」ナトリウム火災事故(‘95年)、動燃再処理施設爆発火災事故(‘97年)、浜岡1号ECCS配管水素爆発事故(’01 年)、東電事故隠し発覚(‘02年)、美浜3号機パイプ破裂事故(‘04年)等々、数々の事故を起こながら、世界の動向に逆らって原子力政策を続けてきた。しかも昨年の春からは一段とその傾向を強め、もうとっくに崩壊している日本の原子力政策を維持しようと躍起になっている。 なぜ、今日本は高速炉、プルサーマル、そして六ヶ所村再処理工場稼働へと突き進むのか? この問題を改めて論議するために、小林圭二さんの講演と市民エネ研のメンバーによるディスカッションを行います。
チェルノブイリ事故から20年
日本の原子力は? エネルギー政策の失態を問う
講 演:「底知れぬ泥沼にはまりこむ原子力政策」 講 師: 小林 圭二さん(元京都大学原子炉実験所講師)
日 時: 2006年4月15日(土)14:30?16:50(開場14:00?) 会 場: 総評会館502会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11) 参加費: 500円(会員、学生は無料) 主 催: 財団法人大竹財団 http://www.ohdake-foundation.org 市民エネルギー研究所 http://www.priee.org
問い合わせ: 大竹財団事務局 Tel.03-3272-3900
小林圭二さんプロフィール 1939年中国大連生まれ。京都大学工学部原子核工学科卒。京都大学原子炉実験所入所、原子炉物理学の研究のほか、原子炉の運転、保守に従事。70年代前半、四国電力伊方原発裁判を皮切りに反原発運動に協力。80年代後半より高速増殖炉もんじゅ裁判に補佐人、証人として参加。2003年退職。 主な著書に、「高速増殖炉もんじゅ 巨大核技術の夢と現実」(七つ森書館)、「原発の安全上欠陥」(共著、第三書館)「環境百科」(共著、駿河台出版社)、「人間と放射線」(J・W・ホフマン著、共訳、社会思想社)など。
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カテゴリー |
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投稿者 |
takatoshi |
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公開 |
繰り返し |
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最終更新日 |
2006年 3月 2日 (木曜日) |
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