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ザンビアより HIV/結核二重感染の活動家来日 体験談と交流会の案内
ゲストスピーカー:ザンビア出身の活動家、ウィンストン・ズル氏 日時:2006年3月4日(土) 時間:午後2時―4時 会場:Pia NPO(地下鉄中央線「大阪港駅」より徒歩5分、大阪駅より25分) 306会議室 地図へのリンク:http://pianpo.com/acces02.html
講演内容 2時?2時半 世界のHIV/結核二重感染危機についての説明 2時半―3時半 ズル氏の体験談・質疑応答 3時半?4時 交流会
結核撲滅に向けて啓蒙活動を行っている国際NGO日本リザルツ(本部:米国ワシントン)は、世界結核デー(3月24日)を前に結核・HIV二重感染者であるザンビア人活動家、ウィンストン・ズル氏を日本に招待しました。自らも二重感染に苦しみ、兄弟4人を結核で失ったズル氏による体験談と交流会をPIA NPOにて開催いたします。皆様、奮ってご参加下さいますよう、お願いいたします。
? ウィンストン・ズル氏 プロフィール ?
1964年、ザンビア生まれ。1990年にHIV/エイズに感染し、1997年には結核を患いました。そのうち、結核はすでに完治されています。HIVに感染してからの13年間で、4人の兄弟を結核で失い、その経験から結核・エイズの活動家に変身しました。2004年7月の国際エイズ会議では、ネルソンマンデラ氏に活動を絶賛されました。
?結核・HIV二重感染の実態?
ワクチンや治療薬があるにもかかわらず、結核で命を落とす人は、毎年200万人にのぼります。近年では、HIV(エイズウイルス)と結核菌の複合感染による重症化、死亡事例も目立ちます。WHO(世界保健機関)によると、HIV感染者は免疫力が弱いため、適切な治療なしでは結核に感染して数ヶ月以内に90%の人が亡くなっています。HIV・エイズとともに生きる世界の4千万人の3分の1が、結核にも感染していると推定されます。HIV/結核の二重感染の被害が大きいアフリカ地域について、昨年WHO(国際保健機関)は“結核非常事態宣”を出すほどの事態です。
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