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ザンビア人アクティビストとNGOの対談セミナー [世界キャンペーンに少ない資源でも インパクトは与えられる]
ゲスト・スピーカー:ウィンストン・ズル (Winstone Zulu) 結核・エイズ感染者・ザンビア人活動家、患者アクティビスト
[日 時] 2006年3月1日(水曜日) 18:00?20:00 [会 場]howffice 元麻布5F会議室、 港区元麻布3?1?35 [アクセス]東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩7分、 都営大江戸線「六本木駅」徒歩10分 [地図] http://www.howff.jp/howffice/mtazb/index.html [定員] 15人 [資料代] 500円 [お申込み] action.japan@gmail.comまでお名前、団体名と連絡先をご連絡ください
講演内容 18:00?18:30 世界のHIV/結核二重感染危機についての説明、ズル氏の体験談 18:30?19:30 現場の活動・質疑応答 19:30?20:00 日本のNGOとこれからの連携の可能性
日本のNGOは少数の人材や資源を使い活動するという問題の困難さをよく理解している。このような問題にいかに対処し、より大きなインパクトを得ることができるのか、ウィンストン氏とセミナー参加者が、ディスカッションによりお互いの経験とアイデアを交換する。このセミナーではウィンストン氏が革新的なプロジェクトアイデアを紹介し、プロジェクトへのNGOとの連携について述べる。
? ウィンストン・ズル氏 プロフィール ?
1964年、ザンビア生まれ。1990年にHIV/エイズに感染し、1997年には結核を患いました。そのうち、結核はすでに完治されています。HIVに感染してからの13年間で、4人の兄弟を結核で失い、その経験から結核・エイズの活動家に変身しました。
ウィンストンは数少ないアフリカの活動家の一人で、初期の段階からAIDSに関する地球規模の健康問題に取り組んできた。彼は1994年にパリ世界AIDS会議に参加し、1996年にはUNAIDSが組織されたイタリアのコモで会議に参加した経験を持つ。それ以来、AIDS感染に関する数知れないほど多くの国際会議や委員会に参加している。彼は結核とHIVの関連について、自らの結核の感染と家族の死を通じて、直接学び取った。 2004年7月の国際エイズ会議では、ネルソンマンデラ氏に活動を絶賛されました。
結核・HIV/AIDSの脅威を語り伝えるため世界を飛び回っていないときは、非営利団体のカラ カウンセリング&トレーニング トラストで働いている。この団体はHIV/AIDSの患者とその家族に、カウンセリングや訓練、援助を行っている。
?結核・HIV二重感染の実態?
ワクチンや治療薬があるにもかかわらず、結核で命を落とす人は、毎年200万人にのぼります。近年では、HIV(エイズウイルス)と結核菌の複合感染による重症化、死亡事例も目立ちます。WHO(世界保健機関)によると、HIV感染者は免疫力が弱いため、適切な治療なしでは結核に感染して数ヶ月以内に90%の人が亡くなっています。HIV・エイズとともに生きる世界の4千万人の3分の1が、結核にも感染していると推定されます。HIV/結核の二重感染の被害が大きいアフリカ地域について、昨年WHO(国際保健機関)は"結核非常事態宣"を出すほどの事態です。action.japan@gmail.com |