「欧州違法木材法」に学ぶ木材の貿易対策
?世界の生物多様性保全と日本の林業の両立へ?
違法伐採や森林ガバナンスの問題は依然、世界の森林減少・劣化の大きな一因です。国際社会における「違法伐採対策」は着実に進みつつあり、これまで主流であった生産国における制度構築や、ガバナンス改善支援などに加え、消費国における具体的な水際対策にも及ぶようになってきました。
2010年10月11日、欧州議会は違法に伐採された木材とそれを使った木材製品をEU市場で取引することを禁止する「違法木材法（ITL）」を賛成多数で採択しました。米国でも一足先に、既存のレイシー（Lacey）法を2008年に改正し、海外において違法に伐採された木材や木材製品を輸入、輸送、販売、購入することは、たとえそれを認識していなくても違法とするものとしました。
本セミナーでは、元ECスタッフで現在もEUの違法伐採対策（FLEGT-VPA）を現場レベルで推進しているエキスパートと、日本の専門家をお招きして、世界の生物多様性保全と日本林業の活性化を両立させる、木材の水際対策について検討します。
■日時 2010年12月14日（火） 16:00?17:30
■場所 衆議院第2議員会館 地下1階 第5会議室
東京都千代田区永田町2-1-2
詳しくはこちら↓
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
■プログラム（予定）
1. 走り出した「違法木材法」?生物多様性を守るEUの水際戦略とは？
ヴィンセント・バン・デン・ベルク氏、アイミ・リー・アブドゥラ氏
（欧州森林機関（EFI）FLEGT Asiaプログラム）
2. 日本の国内林業・森林再生と違法伐採対策法
島本美保子氏（法政大学教授）
■参加費
無料
※当日、15:40?16:30まで、第2議員会館前で入館証をお渡しします。
大幅に遅刻される方は、事前にお申し出下さい。
■申込み
申込みフォームよりお申込みください。
＞ 申込みフォーム（一般）
http://www.foejapan.org/event/event_form.html
＞ 申込みフォーム（サポーター）
http://www.foejapan.org/event/spt_event_form.html
または、(1)ご氏名 (2)ご所属 (3)TEL (4)Email を下記までお送りください。
■問合せ
FoE Japan（三柴、満田）
Tel: 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219
E-mail: forest@foejapan.org
■主催
国際環境NGO FoE Japan、地球･人間環境フォーラム
■協力
グリーンピース・ジャパン、熱帯林行動ネットワーク、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部
