NGO長期スタディ・プログラムは、国際協力に従事する日本のNGOの人材育成を目的として、日本のNGOの中堅職員を海外のNGO、国際機関等へ派遣し、事業の計画・実施・評価方法、資金調達・財政基盤の強化方法、広報・アドボカシー活動戦略など学ぶ機会を提供する実務研修プログラムです。
応募団体及び派遣対象者自らが、主体的に研修テーマと研修先(受け入れ機関)を設定可能であることが特徴です。
本年度は、従来の実務研修型と研修受講型の2形態から、派遣期間に応じて、A.実務研修型(6ヶ月)、B-1研修受講型(4ヶ月)、B-2研修受講型(2ヶ月)の3形態となり、研修目標に応じたさらに多様な研修計画の設定が可能となりました。
●派遣期間
2010年9月?2011年3月
●内容
○タイプA「実務研修型」
上記派遣期間内の5?6ヶ月間にわたって、1か所の海外の国際協力NGOの本部・現地事務所の活動現場に滞在し、実務の一部を担いながら研修を行います。
○タイプB-1「研修受講型(3?4ヶ月)」
上記派遣期間内の3?4ヶ月間にわたって、研修テーマに関連する海外で提供されている有料研修の受講と、個別NGO等での短期間の調査や研修を行います。受け入れ機関は、海外の研修提供機関および研修テーマに関連した海外の国際協力NGOの本部・現地事務所や国際機関事務所が想定されます。
○タイプB-2「研修受講型(1?2ヶ月)」
タイプB-1と同様の研修受講型で、派遣期間が1?2ヶ月となります。
●応募方法
詳細について以下のページから募集要項をご覧頂き、所定の書類をプログラム運営事務局に郵送ください。
【募集要項掲載ページ】
http://www.janic.org/news/2010ngo_1.php
●締め切り
2010年6月30日
●主催
外務省
●応募資格要件
(応募団体)
・5年以上の活動実績のある国際協力活動の実施を主要な設立目的とするNGO団体であること。NPO法人に限らず、公益法人等や任意団体であっても応募可能です。
・スタディ員の帰国後、本プログラムで得た知見を団体の活動に積極的に活かす意思がある団体。
(派遣対象者)
・日本国籍もしくは日本での永住資格を有すること。
・原則として、日本の現所属団体において無給やパートタイムで関わった期間も含め、 通算3年以上の活動経験があり、中堅的役割を担う立場として現在も活動中であること。
・本プログラム帰国後、所属団体で1年以上、国際協力NGOで3年以上活動を続ける意思があること。
・海外での研修や実務に耐えうる一定の英語力を有すること(TOEIC の場合730点以上、TOFELの場合は550点(CBT 213点)以上を目安とします。英語力診断はあくまで提出書類と面接によります)。
・英語以外での言語での研修を希望する場合、使用する言語での研修が履行可能なことを最終選考の段階で、追加的に証明文書あるいは推薦状等で証明していただきますので、了承ください。なお、その際も原則一定の英語力を有することを条件とします。
●お問い合わせ・お申込み先:
(プログラム運営事務局)
特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター
E-mail:long-study★janic.org (★を@に変えて送信してください。)
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
Tel:03-5292-2911 Fax:03-5292-2912
http://www.janic.org