イベント紹介 : 東ティモール住民投票10周年記念スピーキングツアー(東京、大阪、下関、信州)
東ティモールは1999年の住民投票から10年目を迎えました。東ティモールの 解放と独立は、歴史の闇に隠されてきたふたつの外国占領期における性暴力の真相究明に扉を開きました。その重たい扉を開け放ったのは、他でもない被害者たちの発話です。そして市民団体や受容真実和解委員会(CAVR)などの活動が彼女たちの行動を支えてきました。
しかし、それらの犯罪に正義は下されたのでしょうか。被害者の公的救済は行なわれたのでしょうか。住民投票前後の人権侵害(人道に対する罪等)及び 騒乱の責任、24年に及んだインドネシア支配下での人権侵害、そして日本軍占領期(1942-45年)の女性への暴力(「慰安婦」問題)等、東ティモールの平和構築期(1999年以降)における正義の状況をジェンダー・ジャスティスという視点から見つめ、私たちがすべきことを考えます。
講師:マヌエラ・ペレイラさん(移行期正義のための国際センター東ティモールプログラム)
日時:11月4日(水)午後6時半開場、7時開演
場所:東京大学本郷キャンパス 教育学研究科1階156教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_09_01_j.html
東京都文京区本郷7-3-1(赤門入って直進100メートル左)
講師:マヌエラ・ペレイラさん(移行期正義のための国際センター東ティモールプログラム)
主催:東京東チモール協会
東京大学・大学院教育学研究科 生涯学習基盤経営コース・影浦
参加費:一般500円(学生無料)
問い合わせ先メール:mm3k-frsw@asahi-net.or.jp(古沢)