アフガニスタンは、古来シルクロードの要衝であり、文化の交流地点として、町と町、人と人をつないできました。
しかしソ連の侵攻、その後続いた内戦などで、アフガニスタンの人々は混乱の中での生活を余儀なくされています。
今回は、1990年代からアフガニスタンの取材を続ける共同通信のジャーナリストであり、
女性の生活支援のためのハンディクラフトの会社を立ち上げた安井浩美さんの講演会を行います。
安井さんが運営する「シルクロード バーミヤン ハンディクラフト アフガニスタン」では、夫が戦争などで障がいがあり働けなかったり、障がいがある子どもの母親や未亡人の女性が働いています。ハンディクラフトは、女性たちの貴重な収入源となっているのと同時に、貧困のためにアフガニスタンのすばらしい伝統芸能が滅び行くのを防ぐ役割も果たしています。
現地でアフガニスタンの人々と共に生きる安井さんが、ハンディクラフトに関わったきっかけや現地の「今」をお伝えします。
また後半は当会の初代アフガニスタン事務所長の市川斉と安井さんが未来を担うアフガニスタンの子どもたちと教育についてトークをします。
貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
※当日はアフガニスタンのクラフト商品の販売も行います
■日時
2014年1月24日(金) 19:00--20:30 (開場18:30)
■会場
geek cafe 水道橋 (東京都千代田区三崎町2-13-7 ギークハウス1F)
▽アクセス
http://geek-cafe.net/access.html
■参加費
1000円 (飲み物付き)
※シャンティの会員とアジアの図書館サポーターは500円
■参加方法
ご参加いただくには事前にお申し込みが必要です。
電話、Eメール、またはWEBフォームよりお申し込みください。
▽専用WEBフォームURLはこちら
http://sva.or.jp/wp/?p=8528
■お問合せ先
〒160-0015 東京都新宿区大京町31 慈母会館2,3階
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
担当:広報課 鎌倉
Tel:03-6457-4586
Fax:03-5360-1220
Email:pr@sva.or.jp
▽イベントにつきまして詳しくはこちらのページをご覧ください。
http://sva.or.jp/wp/?p=8528
■安井浩美さんプロフィール
1963年 大阪で生まれる 京都の聖母女学院短期大学卒業後、アパレル会社勤務。約1年間のシルクロードの旅を経て、写真の道へ。
1993年、フリーのフォトグラファーとしてアフガニスタンを取材し、戦争取材とともに、アフガン遊牧民の記録をライフワークとする。
2001年の米同時多発テロをきっかけにアフガン入り。
現在、共同通信社カブール支局で通信員として働くかたわら、アフガン帰還民の子供たちのための私設の学校をキャンプの中に作り、子供たちの教育にかかわる。教育制度がある程度整ったのをきっかけに、女性の生活支援のためのハンディクラフトの会社を立ち上げ、現在に至る。
